いぼ痔を薬で治したいと思う人は、言葉を変えると手術をせずにいぼ痔を治したい人だと思います。私もその中のひとりですが、どちらかというと恥ずかしいイメージのある いぼ痔 は、余程の重症では無い限りはまず手術をせずにこっそり治したいと考えるのは当たり前だと思います。
でも実際は、近所の薬局で購入した市販薬だけでは一時的に症状が軽くなる事はあったとしても、いぼ痔からの出血を繰り返したり、痛みが長引く場合も多く、さらに症状が悪化していく場合もあるのが現実のようです。
そんな いぼ痔 ですが、実は日本人の3人に1人が何かしら痔の症状を抱えているとも言われており、私のように口に出して「いぼ痔です!」なんて言っている人が少数なだけで、実際は痔主だらけというわけです。
いぼ痔にも種類があり、うっ血などで、肛門近くの血管が腫れることによりそこがイボとなり、それが肛門より飛び出てくる内痔核、肛門より外に出来る外痔核、肛門内で肛門周辺に穴を空けて膿(うみ)が出てくる痔瘻などがあります。
この中で私のいぼ痔の種類は、内痔核と呼ばれる肛門の内側に出来るもので、症状の度合いによって、1~5度までに分類されるいぼ痔です。
症状が軽い1~3度くらいまでならお薬や、民間療法で治療出来たり、症状が落ち着いたりする場合が多いですが、頻繁に出血したり飛び出たイボが肛門に収まらなくなってしまった場合には市販薬だけでは治療が難しくなってくるようです。
いぼ痔は薬で治す事が出来ないのか
ここまでの内容では、じゃあ薬では いぼ痔 を治せないのか?という事になってしまします。それは、半分正解かもしれません。なぜなら私が実際に治療を体験してみて感じた いぼ痔 を治すためのポイントは、なぜ いぼ痔 になったのかという「原因」を知って改善する事によって、はじめて いぼ痔 に 薬 の効果があると感じたからです。
つまりは薬での治療とは関係が無いように思えますが、いろいろな薬や治療方法を試してみての結論としては、まず いぼ痔の出来た原因となる生活習慣を改善しない事には、いくら治そうとしても同じ事を繰り返すだけだという事です。
いぼ痔を薬で治すポイントとは
出来てしまった いぼ痔 を薬で治す為に一番大切なのは、「とにかく諦めずに治療を続けていく」という事になると思います。
これは、実際に薬での治療にチャレンジしてみての感想にもなるのですが、トイレに行って、便を出す際にどうしても力を入れざるをえない部分に出来るいぼ痔は、余程気をつけない限りはトイレでその都度「うっ血」を繰り返してしまう事になります。
指に切り傷が出来たのであれば、使わずに安静にしておく事も出来ますが、肛門付近に出来るいぼ痔にはなかなかそう簡単にはいかないというわけです。
こうなってくると、いぼ痔を手術や、ALTAといった方法で切除する方法が一番手っ取り早くて簡単と考えるかもしれませんが、私は出来る限り体にメスを入れたくないと考えました。
なので、私は薬や生活改善・民間療法といった手術をせずに、いぼ痔を治療する方法を探してみようと決意しました。
いぼ痔の状態や症状に注意が必要になります
1~5度の数値で、いぼ痔の症状に病院では振り分けますが、
・いつからあるイボ痔か
・現在の症状の度合い
・出血の頻度と有無
などを考えると、実際は人それぞれで千差万別なのではと私は考えています。
そういったところをふまえて私がいきついた結論としては、
1.まず自分で出来る限りの治療方法を試してみる。
2.病院で診断してもらって言う事を聞いてみる。
という2点です。
これで結果が出ないのであれば、最悪手術も視野に入れて治療してみようと思いました。
いぼ痔に悪い生活習慣とは
いぼ痔はどうなったのか
結果としては、治療体験にも詳しくは書いていますが、
「ものすごく良くなった」とはいえませんが、「悪くなった」訳でもありませんし「生活に支障がでる」というわけでもありません。つまりは、「症状とうまく付き合っていけている」状態です。
手っ取り早く治したければ手術が簡単かもしれませんが、切ること無く普段の生活に支障が無いのであればそれが一番ではないでしょうか?
私は、そう考えて今でもイボ痔と上手に付き合いながら不便のない生活を送っています。
皆さんがもし イボ痔 に悩んでいるのであれば、ひとそれぞれなので私の経験だけで絶対にこれだ!!という事は言えませんが、切らずに済むのであれば薬と生活習慣の改善で治療するのをおすすめします。